◆トワイライト詳細◆

トワイライト

ロストになりかけの人間、人間とロストの狭間の存在。
ロストのような人間を殺したいという強い欲求はないが、強い負の感情により体の一部が異形化（ロスト化）している。
ロスト化した部分は負の感情の原因が取り除かれ、心が健康になったとしても元に戻ることはない。
ロスト化に伴い、特殊な能力を使えるトワイライトも存在する。
その姿はロストと同じく、猫耳、異形頭、人魚、ロボット化など、実に様々である。

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ほとんどの場合、トワイライトが使える能力はロストになった時に得る能力と関連がある。（トワイライト時→自分以外の時間をほんの少しの間スローにできる、ロスト時→自分以外の時間をほんの少しの間止めることができる、など）
異形化した部分は切ってもすぐに生えてきてしまうため、切断することでトワイライトであることを隠すのは不可能である。ちなみに異形の部分は本人から切り離されてもそのまま残るが、本人が死亡すると霧散してしまう。美しいトワイライトの体の一部を買い取ってコレクションする好事家もいるらしい。

トワイライト収容所

王国ではロストになる危険性が高い存在として、トワイライトになった住民は専用のトワイライト収容所に入る決まりがある。

トワイライト収容所では、これ以上ロスト化が進まないよう、適切な健康管理と治療が行われていると発表されている。

だが、今のところトワイライト収容所から帰ってきたトワイライトはおらず、トワイライト収容所に対して不信感を抱くものも多い。

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トワイライトに対する考えは人によって様々で、トワイライトだからといって強制的に収容所に送るのは人権侵害ではないのか、という声もあれば、親しい人物がトワイライトになってしまって匿っている者もおり、はたまたロストへの恐怖や単純な悪意から躍起になって隠れ住んでいるトワイライトを探し、政府に密告するものもいる。
収容所では「治療を行っている」と公には発表されているが、収容所から帰ってきたものは一人もいないことから、「実は連れて行かれたトワイライトは全員殺されている」という噂もあるが真偽は不明。
ロストの脅威が大きくなってきたことで、近年一部の地域では魔女狩りならぬトワイライト狩りの様相を呈しはじめている。
収容所送りを忌避し王国から逃亡したトワイライトとその家族らが、静かに暮らす集落が世界には存在するらしい。