騎士
騎士
ロストの軍勢を退けるため「王国」にて結成された、ロストと戦うための戦闘員の総称。
彼らは感情エネルギーの結晶「クオリア」を使いロスト達と闘う。
感情エネルギーが強いのは思春期の子供であるため、少年少女の騎士も多い。
入団は最低8歳、その後教育を経て戦場に出るのは、最も早くて12歳からとなる。
志望者には筆記テスト、体力テスト、精神鑑定が行われ、合格したものだけが騎士となれる。
騎士の武器
騎士の剣
騎士に与えられる、ロストと闘うための剣。
普段はクオリア(クリアクオリア)が埋め込まれただけの剣だが、戦闘時には使用者の思い描いた姿にその形を変化させることが出来る。
騎士の剣の変形は「剣の業（わざ）」と呼ばれ、その見た目、能力は、使用者によって大きく異なり多岐に渡る。
（銃、弓など他の武器に変える、炎に変えて魔法のように攻撃する、楽器などに変えて音で攻撃する、などかなり自由）
騎士の剣はクオリアが人体に与える影響を考慮し、ロストとの戦闘時のみ使用を許可され、個人的な持ち出しは禁止されている。
剣の変形は基本的に一種類、多くても三種類くらいが普通である。
それ以上の変形はかなり特殊であり、基本的になんらかの制限や本人の来歴に起因する原因が存在する。
例）
・威力は高いがスタミナが切れやすい。
・武器を三種類に変形させるトリッキーな戦い方が得意だが、一つ一つの威力は高くない。
・武器が超強化される必殺の形態があるが、感情がとても昂ぶった時しか使用できない。
※デザインは一例です。お好きな形にに変更して下さい。
サブウェポン
メインウェポンである騎士の剣以外にも、騎士には装備が与えられる。
威力は騎士の剣に劣るが、うまく活用すれば戦闘を有利に進められるだろう。
以下に示すのはサブウェポンの一例である。
靴底からエネルギーを噴出することで、高所へのジャンプと高所からの安全な着地を可能にするジャンプシューズ。
クオリアのエネルギーを纏わせた短剣。メインウェポンと合わせて使用したり、絡み付いてくる蔦などを切断する際に使う。
ロストの攻撃から身を守る盾やアーマー。
クオリアのエネルギーを発射する銃。近接での戦闘手段しか持たない団員の遠距離攻撃用や、陽動などに使用できる。
その他の例）
バイク、ローラースケート、スケートボード、ハンググライダー、パラグライダーなどの移動手段、遠距離まで見渡せるゴーグル等。
・王都は高低差の大きい街であり、更に他の街から救援要請があった場合は飛行機で移動した後生身で降下することになるため、降下に必要なサブウェポンのいずれかはほぼ必須である。
・低ランクのロストであればサブウェポンでの討伐も可能かもしれない。
・騎士団のサブウェポンに当たる性能の武器は、護身用などとして一般にも流通している可能性がある(2018/07/20追記)
クリアクオリア
騎士の剣に埋め込まれた特殊なクオリア。
与えられた際には透明で、使い込んでいくごとに使用者の感情の色に染まっていく。
とはいえ、どの感情がどんな色になるかが明確に決まっているわけではなく、本人の「感じ方」によって色は変わる。
たとえば「空色」は一般的には爽やかな感情を想起させるが、晴れた日に家族を無くした者にとってはそれは怒りの色であるかもしれない。
また、クリアクオリアの色は、印象に残っている感情の色だけでなく、今の自分に対するイメージであったり、自分がなりたい理想の自分を体現した色である場合もある。
もし今の自分に対する印象がクリアクオリアに現れている場合、周りから優しくていい人だと評価されていようとも自己評価の低い人間は自分の感情を汚い色で表現するかもしれないし、逆に周囲から怒りっぽい嫌な奴だと思われているにも関わらず本人の自己評価が高ければクオリアの色は煌びやかであるかもしれない。
騎士隊長
基本的に18歳以上の騎士が就く役職。
自らアタッカーとして戦闘をこなすというよりは、子供達が充分に能力を発揮できるよう作戦を立案し、時には体を張って子供達を守る、大人の騎士である。
ロスト化、トワイライト化を防ぐため、子供達のメンタルにも気を配る。
その仕事量の多さから、一人の隊長が受け持つ子供の騎士は平均五人程度である。
詳細情報
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騎士団に所属していた経歴があれば受験や就職で非常に優遇され、また一般的に「騎士といえば優秀な人材」であるため、危険であるにも関わらず騎士を目指す少年少女は多い。裏を返せば、そういった強力なメリットを用意して、騎士として働く少年少女を集めているとも言える。
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能力さえ高ければ貧富の差関係なく騎士団に入ることが出来る。騎士団に入った子供の学費は免除され、更に給料も貰えるため、家庭や自らの生活の為に騎士を目指す貧しい家庭の子供もいる。
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騎士の福利厚生は充実しており給料も良く、学生の場合は学費も免除される。
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感情エネルギーは普通、加齢と共に減少していくため、成人する頃に騎士を辞める者もいる。成人しても騎士団に残る者は、そのほとんどが騎士隊長となる。
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稀に少年少女並に感情エネルギーの強力な成人の騎士も存在するが、子供っぽかったり常識が欠落していたり気性が荒かったりと、どこかしら性格に難のある人物が多い。
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基本的に優秀とされる騎士だが、筆記テスト、体力テストの点数は合計されるため、稀に「ものすごく頭が良いが体が弱い騎士」「ものすごく身体能力が高いが頭が緩い騎士」も存在する。
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騎士はストレスが溜まりやすくロストやトワイライトになる危険が高いため、拠点には常に複数名のカウンセラーがいる。
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騎士には本人の体調や精神状態によって抗鬱剤や精神安定剤が配布される場合がある。
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騎士団の中でもトワイライトに対する態度は意見が分かれており、ロストではないからと見逃してしまう騎士もいればすぐさま通報したり自ら捕まえてしまう騎士もいる。
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人間の犯罪を取り締まる警察組織は騎士団とは別に存在する。
暁の騎士団
暁の騎士団
王都ソレイユに本拠地を置く、騎士の精鋭部隊。
王都の防衛はもちろん、他の騎士団で対処できない高ランクのロストが現れた際、対ロスト戦闘のエキスパートとして応援に駆けつける。
暁の騎士団には各地から子供達が集まるため寮が存在し、暁の騎士団に所属する子供達の為の学校も併設されている。
制服
団員達の個性や自主性を尊重するため、原型を損なわない程度のアレンジが認められている。
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基本的に白。
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裏地の色は本人の好きな色を選べる。
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袖、裾はかなり改造しても咎められない。
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肩章、マント、リボン、フリル、帽子、その他装飾品は自由に付けて良い。
調査部
暁の騎士団内部の組織。
主たる任務が戦闘ではないため、基本的に大人のみで構成されている。
その主な任務は戦闘開始時の索敵、高ランクロスト討伐のための情報収集、人間に紛れて暮らしているＳ級ロストの捕捉、監視である。
関連項目→ロストの倒し方
指導者
暁の騎士団を率いる者達。
※いわゆる公式キャラクターです。自由に作品に登場させていただけます。
部下、同僚、幼い頃からの知り合いなど、関係もご自由に設定して下さい。
※不特定多数の方との交流を目的とされる場合は、「配偶者」「子供」など人数の限られるキャラクターの作成はご遠慮ください。交流を目的とされない場合はこの限りではありません。
暁の騎士団団長ルーテル
性別：男性 年齢：59歳 身長：170cm
「暁の騎士団」の団長。
王位継承順位は低いが、王家の血筋である。
明るく破天荒な性格で、指導者でありムードメーカーでもある。
誰にでも分け隔てなく気さくに話しかけ、ウケねらいで子供っぽい言動をとることもしばしば。
一方で、騎士団長として厳格な一面も持ち合わせており、
騎士団の代表として立つ公の場では毅然とした態度を取る。
まるで「子供達のユーモラスなヒーロー」と「老獪な国防の重鎮」を切り替えるスイッチでも存在するかのようだ、と彼をよく知る人物は語る。
戦闘においては、騎士の剣を「音を聴いた者の能力を向上させるエレキギター」と「巨大な高エネルギーの剣」の二形態に変形させて戦う。
暁の騎士団副団長エリアス
性別：男性 年齢：38歳 身長：175cm
「暁の騎士団」の副団長。
団長ルーテルの実の弟であり、彼もまた王家の人間である。
高圧的で厳しい態度を取るため、高慢で冷たい人物だと思われがちだが、その態度とは裏腹に繊細で責任感の強い人物であり、団員達の体調や精神状態などによく目を配っている。
ルーテルが暁の騎士団を牽引する光だとすれば、エリアスは暁の騎士団を支える影と言える。
また、戦闘においてはあらゆる危機を想定し、先に対策を打っておく慎重派。
言い換えれば、優しさ故に面倒ごとを抱え込むマイナス思考の苦労人とも言える。
戦闘においては、騎士の剣を鞭のように自在に変形させて攻撃する。
暁の騎士団調査部長アイザック
性別：男性 年齢：60歳 身長：185cm
暁の騎士団調査部のリーダー。
飄々としたとらえどころのない人物で、平時のその言動は極めて適当、いい加減である。
一方で無類の女性好きであり、女性であればどんな容姿、年齢であっても紳士的に接する。
そんな女性贔屓と軽薄な態度のせいでだらしのない人物だと思われがちな彼だが、職務中の言動には、街と人々を守らなければという強い意思が端々から感じられ、仕事の手を抜くことは一切ない。
元は下層部の出身で、努力して騎士団に入るまではやや貧しい生活をしていたらしい。
現在はほとんど戦闘に出ることは無いが、剣の業についてはあえて秘匿しているらしく、極一部の部下を除いて話そうとしない。
組織図
詳細情報
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暁の騎士団は優秀な子供の中でも更に優秀な子供が集まるエリート中のエリートであるため、上流階級の中では子供が暁の騎士団に入る、あるいは自身が暁の騎士団出身であるということがある種のステータスになっている。そのため上流階級の中には「子供は必ず暁の騎士団に入団させる」という家系もある。もちろん危険も伴うため、全ての上流階級の家系が子供を暁の騎士団に入れたがるわけではない。
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どちらかといえば勉学に励む機会に恵まれがちな裕福な家庭の子供の方が多いが、他の騎士団と同じく能力さえ高ければ貧富の差関係なく暁の騎士団に入ることが出来るため、人生の一発逆転を目指して騎士団を目指す貧しい家庭の子供もいる。
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ロストとの戦闘に特化させるため、「体にクオリアを埋め込む」等、非人道的な実験を施された影の部隊があるとかないとか。
地方騎士団
その他の騎士団
王都以外の街に存在する、現地の騎士団。
彼らもまた、自分達の街を守る為日々闘いに身を投じている。
騎士団には街によって特色があり、組織形態もそれぞれ異なる。
制服も街ごとに違い、個性豊かである。
例）
●寒い地方にあるため、騎士団の制服がもこもこの街。
●いくら感情エネルギーが強いとはいえ子供達に闘わせたくない！俺たちの街は大人だけで守るぜ！という街
自由な発想でオリジナルの騎士団を作っていただければと思います。
!!騎士のキャラクターを作る際の注意!!
交流される際は特に、最強設定にならないよう、弱点を必ず用意してください
剣の変形は基本的に一種類、多くても三種類くらいが普通です。
それ以上の変形はかなり特殊であるという扱いになりますので、なんらかの制限や理由を設けることをオススメします
例）
・威力は高いがスタミナが切れやすい。
・武器を三種類に変形させるトリッキーな戦い方が得意だが、一つ一つの威力は高くない。
・武器が超強化される必殺の形態があるが、感情がとても昂ぶった時しか使用できない。