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公式キャラクター詳細

公式キャラクター詳細

ルーテル詳細

暁の騎士団団長ルーテル

基本情報

性別:男性 年齢:59歳 身長:170cm

(やや身長低めで筋肉質。ちょっと童顔。)

「暁の騎士団」の団長。

王位継承順位は低いが、王家の血筋である。
明るく破天荒な性格で、指導者でありムードメーカーでもある。
誰にでも分け隔てなく気さくに話しかけ、ウケねらいで子供っぽい言動をとることもしばしば。
一方で、騎士団長として厳格な一面も持ち合わせており、騎士団の代表として立つ公の場では毅然とした態度を取る。
まるで「子供達のユーモラスなヒーロー」と「老獪な国防の重鎮」を切り替えるスイッチでも存在するかのようだ、と彼をよく知る人物は語る。

戦闘においては、騎士の剣を「音を聴いた者の能力を向上させるエレキギター」「巨大な高エネルギーの剣」の二形態に変形させて戦う。

詳細情報1

本人によると昔はかなりのやんちゃ坊主で、騎士になることに反発し、ロックスターになるという夢を叶える為に数え切れない回数の家出を繰り返したらしい。
最終的に、15歳の頃に一ヶ月ほど中層部の橋の下でダンボールを組み立てて暮らしていたそうだが(当然当時は大騒ぎで捜索がされた)

その間、王家の人間と知らずに世話を焼いてくれた街の人たちの優しさに感銘をうけ、またロストに怯える街の人々の姿を目の当たりにしたことから、自ら進んで騎士になったらしい。

尚、家族や護衛には物凄く怒られたとのこと。

能力1

そんな経験からか、彼の二つある騎士の剣の変形のうちの一つは「エレキギター」である。

戦闘時に彼の演奏を聴いた者は感情が昂ぶり、防御性能、攻撃性能が共に向上するという強力な支援効果を持つ。

更に、演奏した曲が対象にとって思い入れのある曲だった場合、支援効果が増幅するという性質があるため、いつも子供達から演奏する曲のリクエストを受け付けている。

そのため若者に人気の曲やアニメソングにも妙に詳しい。
ちなみに演奏の際は一緒に歌も歌うが、そちらには理論上効果はない。
 

能力2

そして、彼のもう一つの騎士の剣の変形が「巨大な剣」である。
こちらは、普段の戦闘ではなかなか見ることが出来ない。
というのも、あまりにも巨大で威力が高いため周囲に被害を出してしまい、かつ、彼自身の精神と肉体に多大な負担をかけるからである。
年老いて尚、最強と言える能力を持つ彼の感情エネルギーは、一体どこからやってくるのか。

詳細情報2

いつの間にか、かつて自分が憎んだ「ズルい大人達」の中に自分が居る。
鏡に映った自分を自嘲気味に眺めることにも、いつしか慣れてしまった。

青い自分が耳元で泣き叫ぶのが聞こえる。
だがそれでも。
少年の「俺」を轢き殺してでもやらなければならないことが、「私」にはある。

かつての彼は、怒りを抱いた子供だった。

誰かが敷いたレールの上をただ走るのは性に合わない!
お前は騎士になるのだ、と決めてかかってくる大人達に、とにかく噛み付いて、反抗した。

そんな尖った過去の自分を懐かしむ大人になり、騎士団長となった矢先だった。
彼は、誰よりも正確に、無慈悲に、現実を知ってしまう。

『いずれこの世界はロストに覆われ、人の世は終わってしまう』

それは、もはや必定の未来だった。
何故人はロストにならなければならない?
何故子供達を戦わせなければならない?
何故人は誰かを犠牲にしなければ生きられない?
何故、何故、何故。

端からロストが悪だとは、彼には思えなかった。
怒りや悲しみを抱いてしまうことが悪だとは、到底思えなかった。
なら悪は誰だ?こんな世界に誰がした?

たとえこの世界に黄昏を齎すものが神であろうと、世界そのものであろうと私はそれを許しはしない。

誰かが敷いたレールの上を、ただ走るのは性に合わない。
手段は選ばない。
かつて自分が憎んだ大人達と同じものに、自分が成り果てていたとしても構わない。
悪魔にでも魂を売り渡そう。

彼を突き動かすのは「世界そのものへの憤怒」。
世界の黄昏を覆す暁の筆頭として、彼は今宵も剣を握る。

「ほら少年達!おじいちゃんと思って団長と遊んでくれてもいいんだぞ!」
「ひえぇあっちぃ~!もう今日は仕事したくな~い!やるけど!!」
「俺は知ってるぞ、お前達の力はこんなもんじゃない!ブチかましてやれ!!」
「私の目の黒いうちは
この太陽(ソレイユ)は落とさせんよ」

沈殿したかのように二色に分かれたクオリア。

上部は透き通った琥珀色、下部は血の様に暗い赤。

  • 普段の一人称は「俺」、真面目な話をする時は「私」。(おちゃらけて「団長」「おじいちゃん」と自称することもある。)

  • 既婚者。子供も居たが亡くしている。尻に敷かれ気味ではあるが妻との仲は良いらしい。

何かあったらここに追記します。

エルメリア公式キャラデザインルーテル.png
エリアス詳細

暁の騎士団副団長エリアス

基本情報

性別:男性 年齢:38歳 身長:175cm

(中肉中背、たまに女性に間違われる見た目)

「暁の騎士団」の副団長。
団長ルーテルの実の弟であり、彼もまた王家の人間である。
高圧的で厳しい態度を取るため、高慢で冷たい人物だと思われがちだが、その態度とは裏腹に繊細で責任感の強い人物であり、団員達の体調や精神状態などによく目を配っている。
ルーテルが暁の騎士団を牽引する光だとすれば、エリアスは暁の騎士団を支える影と言える。
また、戦闘においてはあらゆる危機を想定し、先に対策を打っておく慎重派。
言い換えれば、優しさ故に面倒ごとを抱え込むマイナス思考の苦労人とも言える。

戦闘においては、騎士の剣を鞭のように自在に変形させて攻撃する。

詳細情報1

副団長である彼だが、その仕事はルーテルの補佐、隊長たちのサポート、各外部組織との連絡連携、その他あらゆる雑務、更に戦闘時の指揮など多岐に渡る。

表に出すことはほとんどないが、小さなことが気になったりすぐくよくよしたり、端的に言ってしまえば心配性で面倒くさい性格をしており(そのおかげで上記のような細かい仕事が得意だとも言えるが)、歳の割りには戦闘能力も高い。


また、鞭のような形状に剣を変化させるという剣の業を持つため、イメージトレーニングのために普段から普通の鞭を持ち歩いているが、そちらはもっぱらツッコミに使われる。
「つい手が滑って」人に当たったとしてもあまり痛くないらしい。(ただし、なにがあっても子供には使わない。)

 

鞭を持ち歩いていることと、女性的な見た目から子供達には「女王様」という不名誉な(?)あだ名で親しまれているが、うっかり本人の前で口にするとちょっと怒られる。


兄のルーテルに対しては「嫌いだ」と公言しており平時はかなり厳しい態度を取るが、その実力に関しては認めているようで、仕事での連携に支障は無いようだ。

能力

自身で戦闘を行う際は、騎士の剣を鞭のようにしならせて攻撃する。
硬度、斬れ味、長さは彼の意思である程度調節することが出来、敵に撒きつけて輪切りにする、危機に瀕した味方を引き寄せて救う、敵を締め付けて自由を奪う、高所に絡ませて移動手段とする、など様々な使い方が可能である。

詳細情報2

どうしてあの時、「何もしない」という選択肢を選べなかったのだろう。

かつて「英雄」と呼ばれるにふさわしい男がいた。
強く、正しく、いつも前だけを向く。
兄の次の団長はその男だろうと、皆が噂する。
そんな男だった。

対照的に自分は、昔から臆病で、泣き虫で、ロストと戦うなんて恐ろしくて出来ないと、毎日隠れて泣いているような子供だった。


だからこそ、そんな自分だからこそ、自分に出来ることをしたかった。
彼の力になりたかった。

「話を聞くくらいなら」「痛みを分かち合うくらいなら」「過去を慰めることくらいなら」
その「くらい」なら、凡庸な自分にも出来ると、思い上がっていた。

――――――――――――――――――――――――

結果的に、自分のその行動が彼を壊してしまった。

自分が何もしなければ、封じられた扉を開けなければ、きっと彼は今も英雄であっただろうに。
今自分のいる場所に立っていたのは、彼であっただろうに。

彼が、かつての仲間に剣を向けることもなかっただろうに。

どんなに悔いても、過去の光を取り戻すことは出来ない。

彼が居た筈の場所に今、臆病で泣き虫で、凡庸な自分が立っている。
ならどんなことがあっても、たとえ力が及ばなくても、自分の心が擦り切れて千切れるその限界まで、この仕事を全うする。

それが、「唯一の贖罪」になると信じて。

「なんだその態度は、弛んでるぞ。もっと騎士としての自覚を持って行動しろ」
「緊急時でもないのに廊下を走るな!転んだだのぶつかっただのつまらんことで怪我をしたらどうする!

「上出来だ、お前に任せた俺の目に狂いはなかったな」
「なにかもっと…団員を危険に晒さない作戦があるはずだ…」

海のように深く青いクオリアを持つ。

よく見ると下部に僅かに淡い桜色が見える。

  • 一人称は基本的に「俺」、改まった場でのみ「私」。

  • 独身である。本人曰く興味が無いわけではないが恋愛に感けている時間が無いらしい。

何かあったらここに追記します。

エルメリア公式キャラデザインエリアス.png
アイザック詳細

暁の騎士団調査部長アイザック

基本情報

性別:男性 年齢:60歳 身長:185cm

(長身細身、若作り)

暁の騎士団調査部のリーダー。
飄々としたとらえどころのない人物で、平時のその言動は極めて適当、いい加減である。
一方で無類の女性好きであり、女性であればどんな容姿、年齢であっても紳士的に接する。
そんな女性贔屓と軽薄な態度のせいでだらしのない人物だと思われがちな彼だが、職務中の言動には、街と人々を守らなければという強い意思が端々から感じられ、仕事の手を抜くことは一切ない。

元は下層部の出身で、努力して騎士団に入るまではやや貧しい生活をしていたらしい。
現在はほとんど戦闘に出ることは無いが、剣の業についてはあえて秘匿しているらしく、極一部の部下を除いて話そうとしない。

能力

彼は騎士の剣を「鷹」へと変化させる。
具現化された鷹は攻撃に使用する事もできるが、その真価は偵察・諜報において発揮される。

偵察および諜報の際、鷹の視界はリアルタイムでアイザックの視界と同期することが出来、周囲の様子を確認することが出来る。

その姿は透明であり、基本的にアイザック以外の者に見ることは出来ない。(特殊な能力を持っていない限りロストに対しても同様である)


王都の中に発生したロストは住民の通報により発見される事が多いが、その性質により住民が存在に気づきにくいロストはアイザックらが発見し、出動の要請を行う。
(詳細は違えど同様の能力を持った部下が調査部に何人か存在するものと思われる。)
彼はこの能力を最大限生かすため、複雑な王都の地形をほとんど把握しており、増築された箇所の把握にも余念がない。

 

頼もしい能力であるがそれだけに制約も多く、鷹の距離が本人から離れたり、鷹の数を増やせば増やすほど集中力を必要とし、当人の精神的、肉体的な負担が増加する。
また、偵察に鷹を使っている状態のアイザックは目を閉じていなければならず、完全に無防備な状態となるため、この能力は安全な場所かもしくは護衛が居る状態でしか使用できない。

詳細情報1

下層部の出身であり、当時は年老いた祖母に楽をさせようと暁の騎士団に入団したらしい。
ルーテルとは少年時代からの付き合いであり、始めこそ金銭での苦労を知らなさそうなルーテルを敵視していたが、
「家出して橋の下で一ヶ月暮らした。楽しかった」
「コオロギは意外と美味しかった」
などの話を聞くにつれどうでもよくなってきた打ち解けるようになり、今では40年来の悪友である。

詳細情報2

「あんな男と結婚しなければあの娘は、」
というのが祖母の口癖だった。

中層の生まれだった父と、下層の生まれながら努力の末中層の企業に就職した母は、熱烈な恋愛の末に祖母の反対を押し切って子供――俺を作って結婚したらしかった。
らしかった、というのは、自分が物心つく頃には二人は亡くなっており、二人の話は全て祖母からの伝聞だからだ。

騎士団関係者だった父は知性あるロストの恨みを買い、ある夜、夫婦ともども殺害されたらしい。

「あんな男と結婚しなければあの娘は死なずに済んだのに」

祖母のことは決して嫌いではなかったけれど、その話を聞く度ぼんやりと
(ああ、この人にとって俺は邪魔だったんだなぁ)
なんてことを考えていたのを覚えている。

父方の親族は既に亡くなっていたし、国から弔慰金が出るとは言え、子供一人老人一人の生活は楽じゃなかった。
産まれない方がよかった子供なら、側に居なくても大丈夫だろう。それより生活が楽になった方がいくぶんかマシに違いない。

そう思って目指した騎士団だった。


家を出るとき、祖母は酷く悲しみ危険だと反対したが、彼女が優しい人だからいらない子供でも寂しがってくれるのだと、振り切って上層部の寮へと向かった。

自分からの仕送りに一切手をつけず、「孫が出て行ってしまって寂しい」「自分は捨てられたのだ」と彼女がこぼしていたことを知ったのは、彼女が亡くなった後だった。

もっと家に帰ればよかった?

もっと感謝を伝えるべきだった?

そもそも騎士団に入るべきじゃなかった?

いつも同じ服を着ていた祖母に、亡くなった日もその縒れたワンピースを着ていた彼女に、もっと女性らしい服の一つでも贈ってやればよかった。

今でもふと、彼女の褪せた深緑色のワンピースの、その色を思い出す。
 

「中層部●●区にロストを発見。至急向かってくれ」

「あのハゲ(ルーテル)の無茶振りにも困ったもんだなまったく…俺までハゲたらどうしてくれんだ」
「戦場の凛々しい姿もいいもんだけどさ、こういうなんでもないときくらいおじさんにエスコートさせてくれよ」

落ち着いた深い緑色のクオリアを持つ。

よく見ると淵は淡い水色である。

  • 一人称は「俺」

  • 本人曰く「女性達が素晴らしすぎて一人に決められない」ため、特定の相手と家庭を持つつもりはないらしい。

 

何かあったらここに追記します。

エルメリア公式キャラデザインアイザック.png
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